【女子ゴルフ】小祝さくらが4年ぶりの月曜決戦制す 今季2勝目&ツアー通算11勝目 <アース・モンダミンカップ最終日>
ツアー最高の賞金総額3億円、優勝賞金5400万円
◆国内女子プロゴルフ<アース・モンダミンカップ 6月20~23日 カメリアヒルズカントリークラブ(千葉県) 6688ヤード・パー72> 【動画】え?ピンに当たった!?薄暮のなか小祝さくらが魅せたスーパーショット!110ヤードをPWでピン50センチに!!
ツアー最高の賞金総額3億円、優勝賞金5400万円がかかる、国内女子ツアー第17戦「アース・モンダミンカップ」の最終ラウンドが終了。大会は4年ぶりの月曜日決着となった。
2位に6打差の単独首位から出た小祝さくらが、通算16アンダーで後続を振り切り、3月「ヤマハレディースオープン葛城」以来の今季2勝目を飾った。ツアー通算11勝目。 3番で2メートルを外しボギーを先行すると、その後も我慢の展開が続いた。14番パー5でようやく3メートルを沈め取り返すと、続く15番パー3で15メートルのスライスラインを読み切り連続バーディー。17番で一つ落としたが、最終18番パー5でも伸ばし、そのままリードを守り切り逃げ切った。 優勝インタビューでは「きょうのゴルフは耐えるゴルフというか、結構うまくいかないゴルフだった。その中でも優勝できてうれしかったです。月曜に持ち越したのは初めての経験で、長かったですけど、4ラウンド戦って優勝できたので思い出に残る優勝になったと思う。ここからまだまだ試合は続くので、メジャー優勝目指してがんばりたいと思います」とコメントした。 首位と3打差の通算13アンダー2位に安田祐香が入った。通算11アンダー3位に高橋彩華。通算10アンダー4位に藤田さいきが続いた。 通算8アンダー5位に沖せいら、鈴木愛が並んでいる。通算7アンダー7位に天本ハルカ、尾関彩美悠、リ・ハナ(韓国)が入っている。 男子ゴルフの永久シード保持者・片山晋呉をキャディーに起用する臼井麗香は1オーバー47位タイでホールアウトしている。 <最終成績> 優勝/-16/小祝さくら 2位/-13/安田祐香 3位/-11/高橋彩華 4位/-10/藤田さいき 5位/-8/沖せいら、鈴木愛 7位/-7/天本ハルカ、尾関彩美悠、リ・ハナ
小祝 さくら(こいわい・さくら)
1998年4月15日生まれ、北海道出身。98年度生まれの“黄金世代”の1人として2017年にプロ入り。19年「サマンサタバサガールズコレクション・レディース」で初優勝。24年「ヤマハレディースオープン葛城」でツアー通算10勝目を手にした。ニトリ所属。
e!Golf編集部