フォーミュラEドッズCEO、”第2回”東京E-Prixダブルヘッダー決定に喜び「日本にフォーミュラEの魅力をもっと伝える素晴らしいチャンスだ!」
フォーミュラEが2024-2025シーズンの開催カレンダーを発表。2024年に初開催された東京E-Prixが、2日間で2レースを開催するダブルヘッダーになることが明らかになった。これについてフォーミュラEのジェフ・ドッズCEOは「フォーミュラEの魅力をもっと日本に伝えることができる」と喜んだ。 【ギャラリー】初開催! フォーミュラE東京E-Prix フォーミュラEの第11シーズンとなる2024-25シーズンは、2024年の12月7日に開催されるサンパウロE-Prixで開幕。2025年7月27日の最終戦ロンドンE-Prixまで、合計17戦が組まれた。開催2年目を迎える東京E-Prixは時期が5月に移動し、17日に第9戦、18日に第10戦を開催するダブルヘッダー開催となることが決定した。 これについてドッズCEOは次のようにコメントを寄せ、東京E-Prixが継続できることを喜んだ。 「来シーズンも東京に帰ってこれることに興奮している」 ドッズCEOはそう語った。 「今シーズン初めて⾏われた東京E-Prixは、多くの⽇本のファンを魅了した素晴らしい⼤会となった。今回の成功体験を活かし、来シーズンさらに規模を拡⼤して東京でダブルヘッダーを⾏えることは、フォーミュラEの魅⼒をより⼀層⽇本に伝えることができる素晴らしい機会になると考えている」 なお今回の発表には含まれていないが、今年の東京E-Prixの前に取材に応じたドッズCEOは、全く同じレイアウトになるかは分からないものの、2回目の東京E-Prixも初回と同じように東京ビッグサイト周辺で行なわれる予定だと語っていた。 「必ずしも同じレイアウトである必要はないだろう。他の国でも、毎年レイアウトが変わるコースもある。同じ東京ビッグサイトのエリアになるとは思うが、レイアウトを微調整する可能性はあるだろう」
田中 健一
【関連記事】
- ■フォーミュラE、2024/2025シーズンのスケジュール発表。東京E-Prixはダブルヘッダーへ
- ■ニッポンのモータースポーツ界の革命。初代日本人フォーミュラEドライバーの佐藤琢磨に尋ねる東京E-Prixの意義「ファンとレースの距離が縮まった瞬間だった」
- ■“元フォーミュラEドライバー”、山本左近が東京E-Prix初開催で感じた手応え「岸田総理にも、非常に興味を持っていただいていた」
- ■野尻智紀、フォーミュラE東京E-Prixは「日本でも公道レースができるという前例になった」
- ■あれから10年……ようやくフォーミュラEが日本に。アムリン・アグリでFEに挑戦した鈴木亜久里「日本で公道レースの前例を作れたのは大きい」