ショウエイ、スモールジェットヘルメットの新製品『J・O+』を2024年6月から発売
3月22日、ショウエイはスモールジェットヘルメットの新製品『J・O+』を6月から発売すると発表した。価格は4万7300円(税込)となっている。 『J・O+』は、ファッショナブルでありながら機能性と安全性が両立したスモールジェット『J・O』をベースに、スタイリングの幅を広げた新シリーズだ。 【写真】オプションの『V-480バイザー』装着状態 カスタムバイクやビンテージバイクにマッチする『J・O』のシンプルなフォルムはそのままに、『J・O+』にはオプションパーツや外観のアクセントが追加され、さらにファッショナブルなモデルに仕上がっている。 『J・O+』の最も大きなリニューアルは、そのビジュアル。前頭部に追加された3カ所のホックに、新たなオプションパーツの『V-480バイザー』を装着できるようになった。 この『V-480バイザー』は、一体型で滑らかな形状と、大きな鋲にも見える3つの取り付けホックのアクセントがクラシカルな印象を与え、ビンテージバイクやネオクラシックバイクと相性が良いデザインに仕上がっている。オプションパーツとなる『V-480バイザー』だが、価格は4400円(税込)と比較的リーズナブルな点も魅力だ。 また、開口部をぐるりと一周するフチゴムのデザインも刷新。ステッチをあしらったフチゴムが、『J・O+』のクラシカルな雰囲気をより引き立たせている。 その奥に覗くフロントブラケット部には、トレンドのグレージュカラーのスエード調素材を採用し、『J・O』とは異なったファッション性を演出。 ほかにも、SHOEIロゴが刻まれたスナップボタンを採用した後頭部のゴーグルバンドや、前頭部に配されたクラシックロゴなど、コンセプトに沿った装備がこのモデルのデザインにまとまりをもたせている。 クラシカルな雰囲気の『J・O+』だが、快適性や安全性については現代の技術ならではの設計だ。 バブルシールドを思わせる『CJ-3シールド』は、大きく湾曲した形状でありながらも、シールド各部位の厚さや微妙な曲率を追求することで、自然でクリアな視界を実現。メガネやサングラスの干渉を避けつつ、巻き込み風を最小限に抑える形状や開閉角度に設計されている。 また、両サイドのプリセットレバーを操作することで、ライダーの顔の形や鼻の位置に合わせてシールド下端のポジションを3段階に調整することが可能だ。 内装は、チンストラップカバーを含むすべてのエレメントを取り外してクリーニングすることができるフル着脱式で、包み込むような被り心地が特長。生地はソフトな肌触りの起毛タイプの内装生地を採用している。また、チークパッド装着部に配された、隙間をカバーするレザー調素材のパーツは、クラシカルな雰囲気を醸しながらも風の巻き込みを防ぐ仕様だ。 多岐にわたるこだわりによって、高い機能性とデザイン性を与えられた『J・O+』。現代とクラシックの“いいとこどり”なスモールジェットヘルメット『J・O+』のカラーは、ルミナスホワイト、パールブラック、マットブラック、ガーネットメタリック、マットディープグレーの5色展開。 サイズはS(55㎝)、M(57㎝)、L(59㎝)、XL(61㎝)、XXL(63㎝)を揃える。価格は4万7300円(税込)で、発売は2024年6月からの予定となっている。 [オートスポーツweb 2024年03月22日]