【高校野球】第8シードに角館・高橋颯羽が完封勝利「率直に勝ててうれしいです」
◇高校野球春季秋田県大会 ▽2回戦 角館1-0能代松陽(12日・さきがけ八橋) 角館高の高橋颯羽投手が117球を投げ、9回3安打で第8シードの能代松陽相手に完封勝利した。 9回2死、能代松陽・藤盛を空振り三振に仕留めると、高橋はマウンド上でグラブをパンッとたたき小さく吠えた。8回には決勝点となるホームも踏んだ左腕は「率直に勝ててうれしいです」と喜んだ。 右足を高く上げる投球フォームから、持ち味のシュート回転する直球を中心に、カーブやカットボール、チェンジアップで凡打の山を築き、手玉にとった。「(能代松陽は)コンタクト率が高い。打たせる投球でアウトを重ねていきました。思い通りにボールを投げることができて良かった」とうなずいた。湯沢淳監督も「松陽さん相手によく頑張ったと思います」とねぎらった。
報知新聞社