怪物クロワデュノールをG1制覇に導いた騎手の表情 「美しかった」「どれだけ困難が…」感動の声
G1ホープフルS
今年の中央競馬のG1ラスト競走となる2歳中距離王者決定戦・ホープフルステークス(芝2000メートル)が28日に中山競馬場で行われ、単勝1番人気のクロワデュノール(牡2・斉藤崇、父キタサンブラック)がデビュー3連勝でG1タイトルを手にした。鞍上の38歳・北村友一騎手は2020年有馬記念のクロノジェネシス以来4年ぶりのG1勝利。インタビューで号泣し、ファンから「美しかった」「もらい泣きする」と感動の声が上がっている。 【画像】「美しかった」 怪物クロワデュノールのG1制覇で涙した北村騎手の画像 無傷の3連勝、しかも堂々の横綱相撲で圧勝した。北村騎手は大勢のファンが見つめる勝利インタビューで感慨深げ。インタビューの壇上で「またG1を勝つことができました。本当にたくさんの方々に助けていただいて、応援していただいてここにまた導かれたんだと思います。この場をお借りして、本当に皆様に感謝の気持ちを言いたいと思います。ありがとうございます」と号泣した。 インタビューはテレビ中継され、X上のファンは「這い上がった者の涙、美しかった」「もっと泣いてもいいぞ」「必死に堪えてた涙が溢れてたインタビューはもらい泣きするて…」「こんなインタビュー見たら こっちももらい泣きしてまうやんか」「北村友一騎手の涙のインタビュー……この場所に戻ってくるまでにどれだけの困難があったことか……」と感動している。 北村騎手は2020年にクロノジェネシスで宝塚記念、有馬記念のグランプリ春秋連覇を達成。しかし、21年5月に落馬事故で推体骨折、右肩甲骨骨折で戦線離脱。22年5月の復帰まで1年を要した。そんな苦難を乗り越え、怪物の名に恥じぬレースを展開。テレビインタビューでは「来年はまた大きいところで活躍したいと思いますので、またともに歩んでください」と涙を拭っていた。
THE ANSWER編集部