槇原敬之 間もなく一周忌迎えるKANさんへの思い語り「悲しいことも越えて僕たちは生きていくんだな」
シンガー・ソングライター槇原敬之(55)が9日放送のFM COCOLO「槇原敬之・Sweet Inspiration」で、メッケル憩室がんのため61歳で亡くなり、11月12日に一周忌を迎えるシンガー・ソングライターKANさんについて語った。 「あんなに悲しかったお別れから、もうあっという間に1年経ってしまったんですね。なんかまだ全然…ついこの間のように思ってしまいます」と槇原。「なんだかんだ言って…悲しいことも越えて僕たちは生きていくんだなと感じずにはいられません」としみじみ語った。 同局では今月KANさんの曲を大量にオンエア中。「ミュージシャン、シンガー・ソングライターですから、曲をい聴いてもらうのが一番うれしいことだと思います。今までの名作、奇作…素晴らしい曲がたくさんあるので、KANさんの世界に浸っていただけたら」とリスナーに呼びかけ、槇原も番組1曲目にKANさんの「明るいだけのLOVE SONG」を選曲した。 命日の12日には横浜でKANさんと親交のあった豪華ミュージシャンが一堂に集い、トリビュートライブが開かれる。「残念なことに、自分は諸事情で出れなくて…」と悔しがった。 「でもこの間(同ライブに出演するスキマスイッチ・)常田真太郎君から電話があって」と告白。KANさんの曲で以前槇原がカバーした際のキーを確認する内容だったといい、「ああ、(トリオビュートライブの準備が)始まってるんだなあ…って。チケット爆発したみたいですね!行けない人もたくさん出たみたい。僕は出られませんけど、成功を心からお祈りします」と願っていた。