睡眠センサーの大学発ベンチャー、解約率ほぼゼロの秘訣
渡邉 君人(わたなべ・きみひと)/1974年生まれ。2000年大阪外国語大学大学院修了。IT企業の代表取締役を経て、2017年から当社代表取締役社長(撮影:尾形文繁)
日本社会の高齢化が進む一方で、介護現場の人手不足が深刻となっている。その中で、介護施設のDX化を支援しているのが、2023年7月に上場したエコナビスタ(5585)だ。同社は、睡眠・疲労医学研究の第一人者で、大阪市立大学(現大阪公立大学)元教授の梶本修身会長が2009年に設立した。主力製品であるSaaS型見守りシステム「ライフリズムナビ+Dr.」の介護施設への累計導入数は2019年10月期に739床だったが、2024年10月期第1四半期には1万0272床まで急拡大した。快進撃を支える強みや今後の成長戦略について、2017年に同社の社長に就任し、業績を急拡大へと導いた渡邉君人氏に聞いた。
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大竹 麗子