「白髪染め」と「白髪ぼかし」の違いは? おすすめ白髪ぼかしの手法2選
【白髪ぼかしの手法①】「白髪ぼかしハイライト」
白髪ぼかしの手法として、今、とても人気なのが「白髪ぼかしハイライト」。これは、文字通り明るい色のカラーを筋状に入れることによって、白髪を染めずして白髪そのものの存在を目立たなくします。
「白髪ぼかしハイライト」の施術例 ハイライトカラーを混ぜることによって、白髪そのものの存在が薄れておしゃれカラーに変身。髪にも立体感が生まれる。
【白髪ぼかしの手法②】「単色白髪ぼかし」
白髪が多い人なら、「単色白髪ぼかし」が可能。1色のファッションカラーで全体を染めるだけで、天然ハイライトのような仕上がりになります。これは、白髪の染毛力が低いというファッションカラーの性質を生かしたカラーリング法。白髪の部分と白髪でない部分に自然と色のコントラストが生まれます。
「単色白髪ぼかし」の施術例 ハイライトカラーを混ぜることによって、白髪そのものの存在が薄れておしゃれカラーに変身。髪にも立体感が生まれる。 白髪の割合が多い人は、単色で全体を染めただけでもこの通り。白髪部分は染まりがあまくなるので、その部分がまるでハイライトを入れたような明るい色になり、メリハリのある仕上がりに。
「白髪ぼかし」はどんな人におすすめ?
「白髪はあるけど、いろんな色のカラースタイルを楽しみたい」という方に。 例えば、白髪が全体の3~5%程度のファーストグレーの方は、好みのカラーで「白髪ぼかしハイライト」を。顔まわりに白髪が集中している方は、明るめのインナーカラーとして「白髪ぼかしハイライト」をIN。白髪が全体の50%くらいに達した場合は、好みのファッションカラーで「単色白髪ぼかし」を施す……というように、白髪の分量や場所に合わせていろんなデザインを楽しめます。 もちろん髪型も選びません。むしろ「白髪がすぐに目立つので無理やり前髪のあるスタイルにしていた」という人でも、「白髪ぼかしハイライト」をすることで、伸びてきた分け目の白髪も目立ちにくくなるので、気軽に前髪なしのスタイルに挑戦できます。 構成・文/靏田由香 企画/有住美慧(MAQUIA)