糖尿病悪化で右腕切断の佐野慈紀氏 初の「左投げ」公開 手術から半年、左手一本で…「すごい」の声
元近鉄、中日投手の佐野慈紀氏(56)が15日までに自身のブログを更新。今年5月に右腕切断手術を受けてから初の左投げに挑戦した様子を明かした。 【写真】「ピッカリ投法」を披露する佐野氏 引退後のここ数年は持病だった糖尿病が悪化。昨年4月、重症下肢虚血のため右足中指を切断する緊急手術を受け、今年5月にも感染症により右腕を切断する手術を受けた。その後心臓弁膜症も発覚したことを告白していた。 この日の投稿では「左投げの初投げ」として、左手一本でボールを投げこむ様子を公開。 「行ってきました!今の所、約10mくらいですかね。まずは第一歩踏み出せたようです」とし、「ドキドキしながらちょいとずつ距離を伸ばしてまだまだ不恰好だけど やっぱり野球は楽しい!改めてそう思いましたね!もう少し下半身を使えるようにならないと 始球式でストライクは投げれない!」と次の目標を見据えた。 「お陰で更なるモチベーションか上がりました!もっと投げれるようになったら」と前向きで、「次は帽子を飛ばす練習しないとね!始球式に向けてコツコツとやっていきます もちろん体を労わりながらね」と記した。 フォロワーからは「専売特許の『ピッカリ投法』をもう一度見たいです!」「すごい 感動」「とても励まされる」「初めてにしては腕が振れてますよね」「スゴい!やっぱり野球選手だなぁ」「頑張ってください」などとコメントが寄せられた。