飛行機がバトンのように受け渡されていく…「声だけでパイロットに指示を出す」航空管制官の知られざる仕事術
■コメントby SERENDIP 航空管制官は、「航空管制官採用試験」という国家試験に合格した国土交通省の職員、もしくは防衛省の管制員であり、国家公務員である。一方、こうした資格とは別に、著者は管制官の向き、不向きを説明している。その一つとして「上下関係を重んじる人」は向いていないと述べる。これは、たとえば立場や経験、年齢が上の人がいる場面でも、自分が先に危険を察知した際には遠慮することなく「危険です!」と大声を上げられなければならないからだという。ビジネスの現場においても、リスクに気づいた時に声をあげられる人がいること、また声をあげやすい環境であることの重要性は、学ぶべき点といえそうだ。 ---------- 書籍ダイジェストサービス「SERENDIP」 ビジネスから教養まで、厳選した書籍のハイライトを10分程度で読めるダイジェストにして配信する書籍ダイジェストサービス「SERENDIP」。国内の書籍だけではなく、まだ日本で翻訳出版されていない、海外で話題の書籍も毎週日本語のダイジェストにして配信。(毎週、国内書籍3本、海外書籍1本)上場企業のエグゼクティブなどビジネスリーダーが視野を広げるツールとして利用しています。 ----------
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