秋田大学の野球場の取り壊しに反対 学生たちが約6500人分の署名を提出
秋田朝日放送
老朽化で取り壊しが検討されている秋田大学の野球場をめぐり、30日学生が大学に反対署名を提出しました。 秋田大学は手形キャンパスにある老朽化した野球場について国からの交付金の減額や物価高騰で財務状況が悪化し修繕費用の捻出が難しいとして取り壊しを検討しています。 これに対し野球場を利用する学内3つの団体は意見書とオンラインなどで集めた約6500人分の反対署名を提出しました。 秋田大学硬式野球部主務 若狭ひなたさん:「自分たちの想いと応援してくださっている方の想いが大学側に伝わったらいいなというのと、本当に協力してくださった皆さんに感謝の気持ちでいっぱい」 秋田大学 上田晴彦理事:「大学の施設というのは大学が維持管理する義務があるが、それをやっていくお金が今枯渇し始めているということでこのままあの施設をあのままの状態で置いておくことは難しい状態になっている。学生の思いについてはしっかり受け止めたい」 秋田大学は「今後は学長や理事で話し合いを進め遅くても年内に学生に回答を示したい」としています。
秋田朝日放送