きょう(火)の天気 再び冬型 日本海側で雪や雨強まる 西回りの寒気で西日本で寒さ厳しく 関東は気温上昇で3月並みに
きのうは西から雨の範囲が広がり、全国的に天気が崩れたが、きょう7日(火)は再び冬型の天気分布となる。太平洋側では晴れ間が戻り、日本海側は広く雪や雨となりそうだ。気温は西日本で低く、太平洋側でも10℃に届かないくらいとなるが、関東は3月並みの陽気となる見込み。
冬らしい天気戻る
きょう7日(火)は冬型の気圧配置となり、上空に強い寒気が流れ込んでくる。きのうは低気圧や前線が列島を通過していったことで全国的に雨や雪となったが、きょうは太平洋側では日差しが戻りそうだ。一方、日本海側は広く雪や雨となり、北陸や北日本の日本海側を中心に降り方が強まる見込み。特に風と風がぶつかる所で雨雲や雪雲が発達しやすく、その雲が次々と流れ込む北陸で雨や雪の量が多くなりそうだ。また、風も強まるため、強風や高波、ふぶきによる視界不良などにも注意が必要となる。
西日本は厳寒 関東は3月並みの陽気に
きょうは寒気が西回りで流れ込むため、気温は西日本で低くなりそうだ。西日本の最高気温はきのうより低く、この時季としても低くなる見込み。大阪は9℃、広島や福岡は8℃、松江は6℃までしか上がらず、極寒の一日となりそうだ。 一方、東日本や北日本の気温はこの時季としては高く、きのうと比べると太平洋側で高くなりそうだ。最高気温は仙台で11℃、東京では13℃予想と、いずれも3月並みの陽気となる見込み。新潟でも9℃まで上がるため、多雪地では、なだれや屋根からの落雪などに注意が必要だ。 (気象予報士・多胡安那)