ソフトバンクのファン「ドキドキ」 パ・リーグ優勝、福岡で大歓声
福岡ソフトバンクホークスの本拠地、みずほペイペイドーム福岡（福岡市中央区）では23日、パブリックビューイング（PV）があり、ホークスファンら8516人が京セラドーム大阪（大阪市西区）でのオリックス・バファローズ戦を見守った。4年ぶりのパ・リーグ優勝が決まると、みずほペイペイドーム内は大歓声に包まれた。 【写真特集】パ優勝を決めたソフトバンク 母親と駆けつけた福岡市立壱岐中1年、一法師碧人（いっぽうし・あおと）さん（12）＝同市西区＝は「いつ優勝を決めるかドキドキしていた」と明かした。本拠地での胴上げを見たい思いもあったが「大阪へ熱いエールを届け、リーグ優勝の喜びを共有したい」とPVで応援。大好きな大関友久投手が優勝目前に故障して離脱する中、「とにかく優勝を」との願いが届いた。 扇大智（おおぎだいち）さん（20）＝同市早良区＝は柳町達（たつる）選手の名前入りのユニホームを着て、家族で応援に訪れた。昨季まで3連覇を許したオリックスとの対戦に「つなぐ打撃で優勝を引き寄せてくれるはずだ。早く優勝を決めてほしい」と声をからし、歓喜の瞬間を喜んだ。【平川昌範】
