来季のCL出場権を逃す可能性がある?ペップは現状に言及「私たちは明らかに危機的状況にある」
マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督は、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃す危険性があると見解を明かした。『BBC』が伝えた。 【プレミアリーグ順位表】不振マン・Cの状況は? マンチェスター・シティは現在、欧州サッカー最高峰の大会と呼ばれるCLに14年連続で出場。イングランドのクラブの中で、この記録を超えるのは1998年から2017年までのアーセナルと、1996年から2014年までのマンチェスター・ユナイテッドのみとなっている。 ただ、今季のマンチェスター・シティはシーズンの序盤戦こそ好調なスタートを切ったが、現在17試合を終えてプレミアリーグの7位に低迷。CL圏内となる4位のノッティンガム・フォレストと勝ち点差「4」となっており、14年連続での出場記録が途切れる可能性が出てきている。 イングランドは現在、UEFAのヨーロッパ・パフォーマンス・スポット表で首位につけており、来シーズンのCLで5枠目を獲得する可能性が高くなっているが、それでもグアルディオラ監督は来季のCLを逃す危険性に言及している。 「以前、私が言った時、人々は笑っていた。CLの出場権獲得は大きな成功ではないと言われたんだ。しかし、この国のクラブで起こることを私は知っている。何年も支配的な立場にあったクラブだとしても、その後、何年もCLに出場できなくなったのを見ている。過去、何年もCLに出場し続けてきたのはマンチェスター・シティだけだ。そして今、私たちは明らかに危機的状況にある」 今季のCL圏内争いではノッティンガム・フォレストに加え、ボーンマス、アストン・ヴィラが上位に位置し、ニューカッスル、フラム、ブライトンも数ポイント差につけている。グアルディオラ監督は「多くの競争相手がいる。どのクラブにとっても非常に重要だ。試合に勝てなければ、私たちは圏外に落ちるだろう。もし出場権を得られないとすれば、それは私たちにその資格がないからだ。準備不足で、多くの問題を抱え、それらを解決できなかったからだよ」と語り、今後の難しい戦いを見据えている。