“冷静さ”こそメイヌー最大の武器 公式戦5連勝のマンUの中盤を司る18歳の新星
マイカ・リチャーズも称賛
プレミアリーグ第25節でルートン・タウンを相手に2-1の勝利を飾ったマンチェスター・ユナイテッド。 これで公式戦5連勝を飾っており、本来のパフォーマンスに戻りつつある。プレミアリーグ6戦連発弾を記録しているFWラスムス・ホイルンドの好調も素晴らしいが、同じような存在感を放っているのが18歳の新星MFコビー・メイヌーだ。 そんなななか、元マンチェスター・シティのマイカ・リチャーズは自身のポッドキャスト『Rest is Football』で「今日、試合が少し激しくなったとき、ボールをしっかりと掴み、ボールを保持しても冷静でいられたのは彼だけだった」と語り、ルートン戦のメイヌーのプレイを称賛。 冷静さを持つメイヌーの存在がユナイテッドのこの連勝の鍵になっていると同氏は考えている。ユナイテッドの中盤にはカゼミロやスコット・マクトミネイ、ソフィアン・アムラバトといった選手がいるが、今シーズン最も安定しているのは18歳のメイヌーと考えていいだろう。 18歳とは思えない落ち着きのあるプレイを見せ、22節のウルブズ戦では後半ATに見事はドリブル突破から決勝点をマークした。今季はここまでトップチームで公式戦15試合に出場し、2ゴールをマークしており、エリック・テン・ハーグ率いるユナイテッドに欠かせない選手の1人となっている。 EURO2024のイングランド代表入りを期待する声も上がるほどにブレイクしているメイヌー。まだリーグ戦では6位のユナイテッドだが、CL出場権を獲得できる4位のアストン・ヴィラとの勝ち点差は5まで迫っている。 勢いに乗ってきたユナイテッドがさらに勝ち点を積み重ねていくには、チームの攻守をコントロールするメイヌーの活躍は欠かせない。
構成/ザ・ワールド編集部