【リニア新幹線工事】ボーリング調査が静岡県内に到達したことで市民団体が事前の調査結果の公表が無かったと抗議しJR東海に工事の停止を求める
リニア工事に伴うボーリング調査が静岡県内に到達したことを受け、市民団体がJR東海や静岡県に対し、工事の停止などを求める申し入れ書を提出しました。 リニア新幹線を巡っては、地質や湧水の状況を調べるボーリング調査が山梨県から静岡県に向かって行われていて、20日静岡県内に到達しました。 これを受け、7つの市民団体が共同でJR東海に対し抗議文を提出。 ボーリング調査が静岡県内に到達する前に、湧水に関する調査結果の公表が無かったなどと訴え、工事の停止と県民への説明を求めました。 また別の市民団体は静岡県に対し、JR東海が毎日行う調査の結果を、県民が見られるようにJR東海に要請することを申し入れました。
またボーリング調査が県内に達したことについて静岡市の難波市長は。 難波喬司市長 「静岡県に入ったということは静岡市に入ったということなので、静岡市に入ったということであればより影響が出ないように、しっかりリスク管理をしていただき適切なボーリングやってほしい」 そして今後は特にJR東海が示す湧水量のデータを注視していくことが重要という考えを示しました。