時計は“ジュエリー感覚”で楽しむべし!コーデのアクセントに効果的な腕時計3選
かのアンディ・ウォーホルは、カルティエの時計「タンク」を愛用したそうだ。時刻すら合わせずに。時計をジュエリーと捉え、身につけること自体に意味を見出したのだろう。 【写真8点】「時計はジュエリー感覚で」の詳細を写真でチェック 僕らはウォーホルじゃない。けど、その意見には共感できる。そんなふうに思わせる、時計使いの上手な3人を紹介。
① コーデに合わせて文字盤もブルートーンで
菊池陽之介さん(45歳) 人気スタイリスト、菊池陽之介さん。その腕元で品良く主張するのは、チタンブレスレットに薄いブルーの文字盤がセットされたジャパンウォッチ「オシアナス」である。
腕時計の持つ色味と軽快さが、ネイビー&ブラックで統一感を持たせたシンプルシックな装いと調和。華やかな印象を控えめに添える、まさにいい大人のジュエリーにふさわしいピンポイント起用。
② ゴールドのヴィンテージオメガが携える風格
神谷 崇さん(38歳) ブルーのジャケットに白いパンツ。圧倒的に爽やかな両者を、オーセンティックなサファリジャケットを羽織ることで武骨に調理した。そのうえで、ゴールドカラーのヴィンテージオメガが風格を物語る。
スタイルやモノ選びの前提にあるのは、オールドカルチャーへのリスペクト。でも全体像としてはとてもフレッシュ。服好きの境地。こだわりの腕時計が、その道しるべとなる。
③ ブラウンのロレックスで安定感と季節感を付与
大矢さん(46歳) カレッジパーカでカジュアルな印象を与えながらも、タダモノじゃない感じがプンプン。よく見ればジャケットのデザインを決定付けるラペル周りにはクロムハーツがきらめき、太縁アイウェアの存在感も格別。で、無造作にまくった腕元には……。
そう、ロレックスである。SSケースにブラウンカラーのダイヤルを乗せた「エクスプローラー」が、安定感と季節感を付与。大袈裟じゃないこなし方が、実に大人だ。 ◇ スマホ必携の今、あえて腕時計を巻く。その姿勢は格好いいし、時刻を確認する所作も格好いい。でもそんな哲学的なハナシじゃなく、単純に見た目に惹かれたっていい。ジュエリーとしての腕時計、やっぱいいよね。
OCEANS編集部