「右肘の捻挫」で今季絶望のグラスノー ロッカーから「名前」消える 指揮官「どこに飛び立ったか…」
復帰を目指していたドジャースのタイラー・グラスノー投手(31)が15日(日本時間16日)、チームから離脱した。グラスノーが使用していたロッカーから名前が消え、荷物もなくなった。 【写真あり】「王子」ことグラスノーが白スーツで彼女とレッドカーペット登場 美男美女に「かっこよ!」「まぶしいぞ」 デーブ・ロバーツ監督はこの日、ブレーブス戦前に取材に応じ「彼はチームを離れた。どこに飛び立ったか分からない」と説明。また「今後、数週間は投球できないと聞いている」と続けた。 開幕投手も務めたグラスノーは13日に実戦形式登板を予定していたものの、ウオームアップ中の右腕の違和感で急きょ中止となり、復帰スケジュールが白紙に。同監督は「彼は腕に少し違和感を覚えた。肩や肘ではなく腕。明らかな後退だ。ブルペンでウォームアップ中に違和感を訴えた」と話していた。 その翌日の14日(同15日)に同監督は「今季は投げられないだろう」とポストシーズンを含めても今季中の復帰が絶望的になったことを明かしてい「スキャンをしたところ、肘の捻挫だった。投球は中断される。どれくらい続くかはわからない。これは後退だったという事実は変わらない。復帰時期は、誰にもわからない。大きな打撃」と表情を曇らせた。 グラスノーは8月16日に右肘腱炎のため、負傷者リスト(IL)入り。当初は軽症と見られており、同監督も復帰に期待を寄せていただけに、大きなショックとなった。