エキスパートが選択した2機種とは?NEWロックアイヴォルテックスを実釣インプレ!
超遠投ロングモデル / ロックアイヴォルテックスRV9112S-X
28g前後のリグを中心に扱いやすく、50gまでのリグをフルキャストが可能。手付かずのスポットを大遠投で攻略するために開発されたロングロッドだ。より飛距離を伸ばすために極細PEラインに対応するガイドに設定。軽量、高感度、粘り強いブランク特性を生かして沖に潜む大型根魚に挑むことができる。
アナザーチョイス!磯の近距離戦ではロックアイヴォルテックスRV882B-HH選択!
ロックアイヴォルテックス RV9112S-Xの次に使用頻度が高かったのが、ロックアイヴォルテックス RV882B-HHだ。 佐藤「例えば、足元からしっかりと根が入っているようなシチュエーションで、ロックアイヴォルテックスRV9112S-Xほどの長さが必要ない、手返し良く攻めたい、という場合には、ベイトモデルとなるロックアイヴォルテックスのRV882B-HHを選択します」 10ft近くあるロックアイヴォルテックス RV9112S-Xほどではないが、ロックアイヴォルテックス RV882B-HHもベイトモデルの中では最長レングスを誇る。複雑な地形の岩礁帯を攻めるような場合にも、長さを生かしたスタック回避などで活躍してくれる。 佐藤「組み合わせているラインはフロロカーボンの16lbで、使用していのは21gのシンカーをセットしたフリーリグです。根をタイトにネチネチと攻めてバイトを引き出すような展開では、このロックアイヴォルテックスRV882B-HHは欠かせない存在ですね。HHとパワーも十分なのでヒットしてからは一気に、主導権を譲らず、パワーファイトでランディングまで持ち込むことができるロッドです」 佐藤「ボトムの地形に合わせてリグを丁寧に操作する上で、ベイトタックルのメリットは大きい。スピニングタックルでは捕りきれない魚を、ロックアイヴォルテックス RV882B-HHでしっかりと拾っていくというイメージです。また、長いレングスを生かして、広範囲を探ることも可能ですし、1本あるとカバーできる範囲が広がるモデルですね」 今回の実釣インプレッションでは、残念ながらこのロックアイヴォルテックス RV882B-HHで魚がヒットすることはなかったが、しかし、佐藤さんのロックフィッシュゲームにおいて、不可欠な機種であることは間違いないだろう。
遠投&パワーファイトモデル / ロックアイヴォルテックス RV882-HH
14~35gのリグが扱いやすく、優れたボトム感知能力とスイミング系リグにも対応するアクションが魅力。ヘビータックルによる遠投と強引なファイトで勝負に挑むパワー重視のゲームが実現できる。沖に広がる海藻帯や消波ブロック帯などヘビーカバーを安心して撃つことができる一本だ。