2025年には「日経平均5万円」に!…経済アナリストが「日本株は上がり続ける」と断言する衝撃の理由
2026年前半までに日経平均5万円台
エミン:日本人は「日経平均が4万円は高い、バブルだ」と思っている。なぜかというと、バブル期とほぼ同じ価格になっているからです。でも、いまの日本経済はまったくバブルではありません。要するに、この価格に市場参加者が心理的に慣れるまで、半年から1年ほど時間が必要なのです。 数字に慣れてくると、今度は少しだけ4万円を超えてくる。そこでしばらく推移すると「値固め」され、今度は5万円まであっという間に上昇します。日経平均が3万円を超えてから、4万円になるまで、あっという間だったことを思い出してください。 横ばいが続いたり、調整が入ったとしても、3万円台をキープできれば、早ければ2025年後半、遅くても2026年前半ごろには5万円台に乗せると思います。 永濱:私も、エミンさんよりは若干慎重かもしれませんが、日経平均は上がると思います。「2025年までに5万円」かはわかりませんが、2030年までにはいくでしょう。 日本の大企業の多くはグローバル展開しています。国内市場は少子高齢化で縮小していますが、国内で稼げなくても、海外で利益を挙げている企業も多いのです。 だから、日本経済が成長していなくても、世界経済が成長していれば、日本企業の利益は増えていくので、日本株は今後も上がると考えられます。 『「日経平均は、まだ上がる」…“プロが必ずチェックする”上昇株価の安定性を示す「たった一つの指標」とは』へ続く
永濱 利廣、エミン・ユルマズ