中島詩音が8度目V!「自分の脚を信じて行こうと」2位は初・表彰台の森本桂太郎「最高の景色ですね」/新ケイリン・PIST6
千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で「PIST6 Championship」の「12月第2戦」が12日から2日間にわたって開催。最終日12Rの決勝で8度目の優勝を飾った中島詩音(26歳・山梨=119期)、2位の森本桂太郎(26歳・愛媛=121期)、3位の小畑勝広(25歳・茨城=115期)に話を聞いた。(アオケイ・八角記者) ペーサーが外れて残り3周、まずは3コースの滝本幸正が先斬り。最後方の小畑勝広が追い上げると、残り2周のホームで3番手から森本桂太郎が中島詩音を警戒しながら仕掛ける。そこへ小畑も付いて行き、上昇した中島は外併走に。ペースを上げて逃げる森本を併走から中島が懸命に追い、ゴール前で捕らえて優勝。森本が2着に逃げ残って、3着に小畑が続いた。
優勝 中島詩音
(8度目の優勝は)すごく久しぶりなので嬉しいです。みんな動けるので、考えすぎず自分の脚を信じて行こうと。誰か動いたら乗っていって、タイミングを見ながらカマすつもりだった。外併走が長引いてキツかったけど「後ろから来ないで、来ないで」と信じて踏むだけでした。 調子が悪い中でも一走一走、ダメな点を修正して走れたと思う。今日のメンバーで優勝できたのは自信になりますね。次走は松山(19日~21日)。選考期間のウィナーズカップ出場が懸かっているので頑張りたい。
2位 森本桂太郎
初の表彰台は最高の景色ですね。6人の中で勝ち上がりの内容は一番良くなかったけど、2コーススタートでみんなの動きを見て仕掛けられる良い位置だった。押し切るつもりで踏んでいたけど、いつ(中島が)来るドキドキしていた。次は優勝できるように頑張りたい。
3位 小畑勝広
決勝は最低限の目標だった。初手は詩音さんの真後ろで魅力的だったけど、1回動かないと勝負権がないと思った。それなりにレースは作れたと思う。次、(中島と)対戦するとき? 次は番手で追走に集中して、あわよくば抜きたい(笑)。