「365日、仕事か僕のためにヨットに一緒に行ってくれた」セーリング銀メダル岡田奎樹 幼少期支えてくれた父親にあふれる“感謝の言葉”
◇パリオリンピック2024 セーリング混合470級 (大会14日目=日本時間8日、マルセイユ・マリーナ) 【画像】セーリング・新種目の混合470級 岡田奎樹・吉岡美帆が銀メダル セーリング混合のメダルレースが行われ、日本の岡田奎樹選手(28)、吉岡美帆選手(33)のペアが銀メダルを獲得しました。 試合後、岡田選手は470級で20年ぶりとなるメダル獲得の要因について「メダルレースだからといって、変に艇数を意識するのではなく、自分の目を信じて最後まで自分の壁を使うという、自分の得意なところで勝負するというところにフォーカスしてレースしていきました」とコメント。 特にコース取りに関しては、自分の見立てを一番大事にしたという岡田選手。「オリンピック通してそういう風にずっと思っていた。自分が正しいはずなのにみんなが違うコース行くな、なんでだろう。とりあえず自分間違っているかもしれないから寄せよう、そしたら自分の行った場所が合っていて、他の艇が順位上がるみたいな、そういうことがすごく多かった。最後は自分の目を信じてよかったなと思います」と話しました。 そして、子どもの頃に競技生活を支えてくれ、現地でも応援してくれた父親へ感謝の言葉。 「平日は僕が学校行って、父親は仕事して、土日にヨットに乗ると休みがないわけですよ。海に連れて行って体力も使って、そしたらまた月曜日仕事みたいな。365日、仕事するか僕のためにヨットに一緒に行ってくれるかのどちらかですごく大変なこともあったでしょうけど、15歳まで10年間一緒にやってきてくれた。自分に娘が生まれて、父親になって『大変だろうな』と言うのはしみじみ感じる」