『どうしてわたしはあの子じゃないの』寺地はるな[著](双葉社)(提供:Book Bang)「他の作家の活躍を見ると、うらやましさに内臓がねじれる」作家・寺地はるなが、他者への憧れに苦しむ10代を描いた理由を語る【関連記事】自分は「ちゃんとしている」、もしくは他人に「ちゃんとして」と思っている人に読んでほしい小説――寺地はるな『川のほとりに立つ者は』僻み、妬み、羨望……「黒歴史」に向き合った寺地はるなの青春小説嫉妬や羨望、多々あれど胸を打たれる「友という名の同業者」自分の人生を決めているのは「自分以外」であり、それは自分でつくり変えることができる!「今、どの本を読むより先に開き、どの映画よりも先に知ってほしい」と北村薫が願う一冊とは