万博チケット販売促進へ商業施設に「サポートデスク」 イオンモール、キューズモール皮切りに巡回
来年の大阪・関西万博のチケット販売促進に向け、大阪市は、商業施設などに前売り券の購入などをサポートする「万博来場サポートデスク」を17日から設置すると発表しました。 万博協会によりますと、万博の前売りチケットは、8月30日時点で約460万枚販売されています。 しかし、原則オンラインのみの販売となっているため、高齢者などインターネット手続きに不慣れな人から「買うのが難しい」という意見が相次ぎ、大阪府と大阪市は、専用のサポート窓口の設置を検討していました。 市によりますと、市民にアンケートを取った結果、身近な大型商業施設や公共施設などへの設置を希望する意見が多かったことから、17日からイオンモール(大日・大阪ドームシティ)、キューズモール(阿倍野・森ノ宮)などに、サポートデスクが設置されることになりました。 サポートデスクでは、万博IDの取得やチケット購入、来場日時の予約などの手続きに加え、パビリオンやイベント、会場アクセスなど万博関連の情報提供も行うということです。 対応時間は午前10時~午後5時です。 また、サポートデスクは府民・市民の購入機会が増えるよう常設ではなく、大規模商業施設や区役所などの公共施設を巡回するということです。 公共施設には10月7日以降に巡回する方針で、大阪市は、サポートや情報発信を通じて利便性を向上させ、万博のさらなる機運醸成に取り組むとしています。
ABCテレビ