「黄バイ」がBMWに! 首都高パトロールバイクに「F900XR」新採用 CB400SBから順次交替へ
国産車ではホンダNT1100が白バイへ?
F900XRが高い信頼性から「黄バイ」へ採用されたのは先述の通りだが、日本メーカー製モデルも、次期パトロールバイクとして名乗りを上げている。ただし首都高パトロールではなく、警察用の「白バイ」としてだ。現行白バイのホンダ・CB1300は、CB400同様に生産を終了済。そこで時期白バイが必要となっているところ、先んじて先日、ホンダからスポーツアドベンチャー「NT1100」の白バイ仕様が発表された。 F900XR同様、アドベンチャーが持つ高い機動性や信頼性を活かした起用だが、まずは海外向け警察用車両として投入されるという。日本での白バイ採用については未決定ながら、発表時の姿はまさに日本の警察車両そのもの。路上で働くNT1100を見かける日は遠くないかもしれない。
参考:F900XR(2024)主要諸元
・全長×全幅×全高:2150×860×1320-1420mm ・ホイールベース:1530mm ・シート高:825mm ・車重:248kg ・エンジン:水冷4ストローク並列2気筒OHC4バルブ 894cc ・最高出力:105PS(77kW)/8500rpm ・最大トルク:92Nm/6500rpm ・燃料タンク容量:15.5L ・変速機:6段リターン ・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク ・タイヤ:F=120/70ZR17、R=180/55ZR17 ・価格:151万3000円~
西田 宗一郎