【40代・50代こそ強化したい体幹力】体幹を鍛える前に、まずこれ!インナーマッスルの柔軟「ストレッチ」/女性向け体幹トレーニング
体幹力がつくと、姿勢がよくなり、疲れにくくなる、太りにくくなるなどのメリットがある。かといって、そもそも姿勢が崩れている人が、硬い体でやみくもに体幹トレーニングをはじめても動きが悪く、効果薄。まずはストレッチで姿勢と硬いインナーマッスルを改善しよう。一般社団法人JAPAN体幹バランス指導者協会代表、プロトレーナーの木場克己さんにその方法を教えてもらった。 ストレッチの前に「ドローイン」で体の軸を安定させると、よりストレッチ効果が上がる。やり方は《【40代・50代こそ強化したい体幹力】体幹を鍛えたいなら、まずは「ドローイン」呼吸法でインナーマッスルを強化》参照。
ストレッチで柔軟性を高める
《反り腰改善ストレッチ(5回)》 反り腰の人はこのストレッチを。お腹と背中が柔軟になり、反り腰が改善。
【1】肩甲骨を突き出し、背中を丸める よつばいになり、手は肩の下に置く。息を吐きながら肩甲骨を突き出すイメージで背中を丸めて5秒キープ。このとき首を下げてお腹を見よう。
【2】背中をできるだけ反らして5秒キープ 次に、息を吐きながら頭を起こし、背中をできるだけ反らせて5秒キープ。1~2を5回行おう。
《脇腹と背中を伸ばすストレッチ(左右各3回)》 姿勢のタイプにかかわらず行うストレッチ。体幹を鍛えやすい状態に。
【1】座って右膝の外側に左足を置く 床に座って右脚は真っすぐ伸ばし、左膝は曲げて右膝の外側に左足を置く。右腕は真っすぐに伸ばして左膝の外側に当て、左手は後ろにつこう。
【2】左膝を押さえ、上半身をひねる 右ひじで左膝を押さえ、息を吐きながら上半身を後ろにひねり目線を後ろに向け10秒キープ。息を吸いながら1に戻る。反対側も同様に。左右各3回。
\前から見ると/ 押さえた左の膝下は倒れないよう一直線に。
《猫背&ストレートネック改善ストレッチ(5回)》 猫背&ストレートネックの人は、このストレッチで正しい姿勢に。
【1】真っすぐに立ち手を腰に当てる 真っすぐに立って両手を腰に当てる。ストレートネックの人は首が前に出ていると思うが、ここではそのままでOK。