野菜のプロが解説!しいたけをスーパーで買うときにおいしいものを見分けるコツとは?
年中出回っているしいたけですが、やっぱり秋になるとキノコを食べたくなる人が多いのでは。とくにこれから冷えてくると鍋物需要によって特売になることも多く、買う機会が増える食材でもあります。 【画像】野菜のプロが解説!しいたけをスーパーで買うときにおいしいものを見分けるコツとは? 緑や赤など鮮やかな野菜と違って、しいたけは全体的に茶色で地味なイメージなので、鮮度を気にせず選んでいる人もいるかもしれませんが、じつは買ったあとで後悔しないために見ておいてほしいポイントがあります。今回は、野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士として活躍する植松愛実さんに、しいたけを選ぶコツを教えてもらいます。
まずは内側から見て!
しいたけを買うときは、まず内側(ひだがある側)から見ると選びやすくなります。内側のひだが、しっかり立っていて白っぽい色をしているものがおすすめです。 またしいたけは、カサが外側から内側にまわり込むようになっていて、その縁(ふち)が内側でくるんと巻き込むようになっていますが、このカサの縁が開いてすき間ができているものよりも、しっかりくっついて分厚くなっているもののほうがおいしいとされています。
軸の情報も重要
しいたけの軸は、スーパーで売られている際は短くカットされているものもありますが、カットされずに石づきまで残っている場合は、軸の情報も重要な手がかりになります。 軸は長いものもあれば短いものもあり、細いものもあれば太いものもありますが、できるだけ短くて太いものがおすすめ。しいたけの軸は「短足」がおいしい!と覚えておいてください。
カサの色も見ておきたい
ここまで、しいたけの内側を見ておいしいものを選ぶコツを見てきましたが、最後に外側も見ておきましょう。カサの色が、濃い茶色よりも淡い茶色のもののほうが鮮度がよい傾向にあります。 また、しいたけは水気に弱いため、できるだけパックのなかに水滴がついていないものを選ぶと、買ってあとすぐ傷んでしまうのを防ぐことができます。しいたけの内側・外側を見たら、最後にパック全体も見て買ってください。