在りし日の石井好博氏

千葉・習志野高で選手、監督として全国制覇を果たし、昨年11月に死去した故石井好博（いしい・よしひろ）氏（享年74）の「石井監督との出会いに感謝する会」が12月14日にホテルオークラ東京ベイで行われることが3日、発表された。 石井氏は千葉県千倉町（現南房総市）出身。習志野高のエースとして1967年の夏の甲子園大会で千葉県勢初優勝に貢献。早大に進み、72年に母校の監督に就任すると75年にエースの小川淳司（現ヤクルトGM）らを擁して全国制覇を達成した。当時26歳。優勝投手が母校に戻って再び栄冠に輝いたのは初めての例だった。 教え子である元阪神の掛布雅之氏や元ヤクルトの小川淳司氏らが発起人となった。「石井監督との出会いに感謝する会」はホテルオークラ東京ベイのクラウンボールルームで午後5時より行われる。詳細は以下のホームページより。https://narashino.cloudfree.jp ■石井　好博（いしい・よしひろ）　1949（昭和24）年4月3日生まれ。千葉県南房総市出身。習志野高から早大に進学。72年4月、習志野高の野球部監督に就任。2013年、東葉高（千葉）の野球部監督に就任。習志野高の監督として甲子園に春2度、夏4度出場し、通算10勝5敗（夏に9勝3敗）。教え子に元阪神・掛布雅之氏、元ヤクルト・小川淳司氏、元ロッテ・福浦和也氏らがいる。