広島・栗林良吏、サヨナラ被弾「自分の実力不足」も新井監督は「しゃあない」と信頼変わらず
◇28日 巨人3X―2広島(東京ドーム) 広島・栗林良吏投手が巨人・丸にサヨナラ本塁打を浴びた。同点で迎えた延長10回1死。2ボールから投じた144キロのカットボールは低めに制球したが、相手にうまくすくい上げられた。それでも、栗林は「コースに投げれなかった」と甘く入ったことを反省し、「自分の実力不足かなと思います」と敗戦の責任を背負い込んだ。 守護神は今季2敗目を喫したが、試合後の新井監督は「いつも言っているように、しょうがないね。栗林でね」とサバサバ。もちろん信頼は全く変わらず、サヨナラ弾がこの日4安打目だった元チームメートの丸に「ちょっと今、手がつけられないような感じになっていて」とお手上げの様子だった。 トータルでは「みんないいゲームはできたと思います。しっかりと守ってね」。連勝は3で止まったものの、押され気味だった試合を競り合いに持ちこんだ守備などを評価した。
中日スポーツ