【MLB】アスレチックス・バトラーが今季2度目の1試合3本塁打を達成! チームは逆転サヨナラ負け
【アスレチックス9-10xレッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク
日本時間8月30日、アスレチックスは敵地グレートアメリカン・ボールパークでのレッズ3連戦の最終戦を迎え、ローレンス・バトラーが3本塁打4打点、JJ・ブレデイも5打数5安打1打点の活躍を見せたものの、9対10で逆転サヨナラ負け。3連戦のスイープを逃し、連勝は3でストップした。レッズ5番手のエミリオ・パガンが4勝目(4敗)をマーク。アスレチックス5番手のグラント・ホルマンは一死も取れずに3点を奪われ、メジャー初黒星(0勝)を喫した。 【動画】アスレチックスのローレンス・バトラーがこの試合3本目のアーチを放つ 初回に2点を先制したアスレチックスは、2回表にバトラーが17号2ランを放ち、4点をリード。3回裏にウィル・ベンソンの14号ソロで1点を返されたものの、4回表にバトラーが18号ソロ、ブレデイが19号ソロを放ち、6対1とリードを広げた。その後、タイラー・スティーブンソンの18号ソロなどで反撃され、6回終了時点で6対7と逆転を許したが、9回表先頭のバトラーがこの試合3本目のアーチとなる19号ソロを放ち、7対7の同点に。さらに無死2・3塁からセス・ブラウンに2点タイムリーが飛び出し、勝ち越しに成功した。ところが、5番手のホルマンが9回裏に無死満塁のピンチを招くと、スティーブンソンとTJ・フリードルに連続タイムリーを浴び、9対10で逆転サヨナラ負け。バトラーの大活躍を勝利につなげることはできなかった。 アスレチックスのバトラーは日本時間7月15日のフィリーズ戦でも1試合3本塁打をマークしており、今季2度目の快挙を達成。シーズン2度の1試合3本塁打を記録したのは1996年のヘロニモ・ベロアに次いで球団史上2人目であり、メジャー全体でも昨季のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)以来、史上25人目の快挙となっている。なお、1試合3本塁打(バトラー)と1試合5安打(ブレデイ)を達成した2選手がいるチームが試合に敗れるのはメジャー史上初の珍事だった。