自民党はきょう、新年の仕事始めの会合を開き、石破総理は夏の東京都議選や参院選での勝利に向けて結束を呼びかけました。 石破総理 「12年に1回、都議選と参議院選挙とが同じ年に行われるということでございます。よりよい日本を作るために、自由民主党、総力を結集してまいりたいと存じます」 石破総理は、都議選や参院選に向けて党内の結束を呼びかけた上で、少数与党として「国民の納得と共感をいただくため誠心誠意、全力で努めていく」と意気込みを語りました。 これに先立ち、けさ、自民・公明両党の幹事長と国対委員長が都内のホテルで会談しました。 終了後、自民党の坂本国対委員長は今月24日に召集される予定の通常国会で、2025年度予算案の年度内成立を目指す方針を確認したと述べました。 自民党　坂本哲志 国対委員長 「与党として責任を持って、国会運営に当たっていこうと。とりわけ当初予算の年度内成立。これをしっかり目指していく」 一方、公明党の西田幹事長は、自公両党の幹部らが今月13日から15日の日程で中国・北京を訪問すると明らかにしました。 7年ぶりとなる日中の与党交流協議会の再開で、中国共産党や政府高官らと会談する見通しです。