ハボタン、冬に彩り 八戸で採花作業
7日は二十四節気の一つ「大雪」。本格的な冬が到来し、多くの雪が降る頃とされる。北奥羽地方が風雪に見舞われた6日、八戸市農業経営振興センターでは冬に彩りを添えるハボタンの採花作業が行われた。 同センターは切り花用で紅白色の約10品種をハウス2棟で栽培。寒さで色付きが進む一方、凍害対策として最低気温が氷点下となる場合などには不織布をかけて保護する。収穫後、茎を磨いて見栄えを良くするなど品質管理に努めている。 出荷はクリスマスや正月の需要期に向け、年内いっぱい続く見込み。同センターの西澤団技師は「燃料代の節約につながる、無加温栽培ができる品目。年末年始に飾ってもらえたら」とアピールした。
デーリー東北新聞社