新トレンド「非カーゴ系」な“カーキ軍パン”が増殖中!街角で発見した3名の好サンプル
いきなりだが、ファッションの豆知識をひとつ。今やデニムと並ぶカジュアルパンツの代表格、チノーズ。実はこれ、イギリス軍発祥のミリタリーアイテムとされる。 【写真10点】「軍パン風カーキチノが増殖中」の詳細を写真でチェック そして今冬、カーゴポケットのないカーキな軍パンが大流行の兆し。ほら、こんな具合いに。
① 賑やかな多色トップスをすんなり受け入れる万能色
いがらしりょうたさん(36歳) 大きめのサイドポケットが特徴の、いわゆる軍モノのファティーグパンツ。しつこいが、またも豆知識をひとつ。こちらはパン職人がはいたことからベイカーパンツとも呼ばれるが、日本で生まれた和製英語らしい。 閑話休題。いがらしさんはGジャンとカーディガンをデコラティブに重ね、ポケット以外はオーソドックスなファティーグとの対比を強調。とはいえ、さすがは万能色カーキ。賑やかな多色トップスをすんなり受け止めるのだ。
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② 軽めのロールアップで軽快さと引き締め効果を!
木村悠祐さん(31歳) こちらもファティーグパンツを使った好例。単色のトップスを合わせて、クーリン&シックに装った。インナーの細いボーダーは、着用者の爽やかで誠実な印象を引き出してくれる。 ゆったりしたシルエットのパンツは、軽くロールアップすることで軽快かつ引き締まった表情に。これはファティーグに限らず、チノーズやデニムにも応用可。覚えておこう。
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③ ルーズに見せないセンタークリース入りチノーズ
神谷 薫さん(46歳) ルーズシルエットでも、センタークリースが入るだけでシュッとして見える。それは、カーキカラーのチノーズでも同様。神谷さんはカレッジ風のロゴが入ったスウェットをトップスに選び、気負わないデイリーカジュアルに。 ニットキャップの色はチノーズと合わせて、トップスの青、足元の黒とのベストバランスを模索。シンプルだけど、洒落て見える。
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◇ カーゴほど主張が強くないため、合わせる服を選ばず。そして万能のカラーリングが、さらなる着回しを叶える。冬季なのに“カーキ”を纏う非カーゴ系軍パン、あらためてご注目を。
OCEANS編集部