ビッグクラブ行きに暗雲のトニーにサウジ行きの可能性…複数クラブが関心示す
ブレントフォードのイングランド代表FWイヴァン・トニー(28)に対して、サウジアラビアのクラブが関心を強めているようだ。 2022-23シーズンにプレミアリーグで20ゴールを記録し、一気にビッグクラブの注目を集めたトニー。ただ、賭博違反による長期離脱を科されて前半戦を棒に振った昨シーズンは処分明けから5戦4発も、その後12試合ノーゴールでシーズンを終える形となった。 その後半戦の失速に加え、来シーズンは29歳を迎えることもあり、今夏の売却が濃厚とみられる中、ここまで去就に関する大きな進展はない。 現在、ブレントフォードは5000万ポンド(約94億円)前後のオファーを受け入れる構えを見せているが、移籍先候補に挙がっていたウェストハムとトッテナムはすでに異なるストライカーを確保。今年1月に関心を示したアーセナル、チェルシーはストライカーを獲得していないが、同選手のプライオリティは低い。 ブレントフォードではトニーの後釜として獲得したブラジル人FWイゴール・チアゴが長期離脱を強いられ、クラブに残留する可能性も残されているが、ここにきてサウジアラビアへの移籍の可能性も浮上している。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、今年1月に関心が伝えられたアル・アハリを含むサウジ・プロリーグのクラブがトニーの獲得を検討しているという。 現時点でトニーは中東行きを受け入れるか否かの意思決定は行っていないが、今後も意中のビッグクラブとの交渉に進展がなければ、選択肢に入れる可能性は十分にあるようだ。
超WORLDサッカー!