横浜BCが筑波大出身の笹山陸と契約…兄はFE名古屋でプレー、急きょ移籍も所属元エール
10月25日、B1中地区の横浜ビー・コルセアーズは、同日付でB3ヴィアティン三重を退団した笹山陸と、2024-25シーズンの新規選手契約に合意したと発表した。 三重県出身で現在23歳の笹山は、186センチ85キロのポイントガード兼シューティングガード。U16日本代表に選出された実績を持ち、兄の笹山貴哉(ファイティングイーグルス名古屋)と同じ洛南高校から筑波大学へと進学した。名古屋ダイヤモンドドルフィンズの特別指定選手、島根スサノオマジックの練習生を経て、2023-24シーズンから三重と選手契約を締結していた。 今シーズンは開幕からB3リーグ戦全6試合に出場し、1試合平均4.3得点2.2リバウンド2.0アシストをマークしていたが、第4節を終えたタイミングで急きょ移籍。名古屋Dで1試合に出場した2020-21シーズン以来となるB1参戦が決まった。 今回の移籍発表に際して、笹山を送り出す形となった三重の中西康介ゼネラルマネージャーは、「このたびは、急な移籍となりましたが、彼の挑戦については迷いなくチーム一同が応援したい気持ちで送り出す形となりました。笹山選手の次のステージでの活躍を期待してますし、このチャンスをかならずつかんでくれると信じています」とエール。 笹山は「まずは、今回このような機会を与えてくださった横浜ビー・コルセアーズの関係者の皆さまに感謝します。1日でも早くチームに馴染み、3ポイントシュートと常にエナジーを出したディフェンスで最年少らしくがむしゃらにチームの勝利に貢献できるように頑張ります。応援よろしくお願いします」と意気込んだ。
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