「夫と何日も口を利いていない…」夫婦喧嘩後に、無視され続けて悩むあなたへ「このまま離婚するしかありませんか?」【専門家がアドバイス】
夫婦喧嘩後に無視されたときのNG行動
相手に無視されたときに、相手の気持ちを逆なでしてしまう言動もあります。そうしたNG行動をしてしまうと、ますます関係がこじれ、関係修復が困難になってしまうかもしれません。相手が口を利かないときのNG行動を3つ紹介します。 ▽無視している理由を問いただす 相手が無視したときに、むきになって「どうして無視するの?」「逃げないでよ」などと相手を責めてはいけません。相手は爆発しそうな感情を抑えるために黙っているかもしれませんし、冷静になろうとして口を利かないのかもしれません。そんなときに、しつこく迫ると相手は感情を爆発させてしまう恐れがあります。 そもそも、相手にしつこく迫っているときは、自分も冷静ではありません。冷静でなければ、いつ暴言を吐いてしまうかわかりません。感情に任せて「もう離婚しよう」などと言ってしまえば、取り返しのつかないことになる恐れがあります。喧嘩したときほど、早く冷静さを取り戻しましょう。 ▽とりあえず謝っておく 相手に無視されたときに、「とりあえず謝っておこう」と安易に謝るのは逆効果になる可能性があります。きちんと、自分のどこが悪かったのか反省して謝るのならいいのですが、「とりあえず機嫌を取るために謝っておこう」という態度では、そんな気持ちを見透かされます。 謝罪に心がこもっていないと感じたら、相手はバカにされたような気がして、感情を害するかもしれません。「口先だけで何もわかっていないじゃないか」と不信感を募らせることもあるでしょう。謝罪するのであれば、相手の気持ちを理解したうえで、誠実に謝罪しましょう。 ▽自分も無視し返す 最もやってはいけないのが、無視されたら、こちらも無視をするという態度です。まるで子どもじみた反応ですが、「そっちがその気なら、こっちも」という気持ちになる人は少なくありません。これでは、いつまでたっても仲直りの糸口はつかめません。互いに折れずに、何日も冷戦が続くこともあるでしょう。 無視をするというのは、相手を精神的に追い込み、心を傷つける行為です。「自分はそんなことはしない」と決め、冷静に対処しましょう。