観光列車「SL人吉」北九州市の車両センターで最後の見学会 車体老朽化で今年3月に引退 今後は熊本県人吉市に無償譲渡
RKB毎日放送
今年3月に引退したJR九州の観光列車「SL人吉」が北九州市小倉北区で公開されました。 【写真で見る】SL人吉 岩本大志 記者 「鉄道ファンが集まる中、今SL人吉が小倉総合車両センターに到着しました」 2日、小倉北区で行われた見学会には約20人が参加しました。 SL人吉として活躍していた「蒸気機関車58654号機」は1922年製造で、営業運転していた蒸気機関車としては、国内で最も古いものでしたが今年3月、車体の老朽化などから引退しました。 今回が最後となる見学会では整備の様子なども公開され、多くの鉄道ファンが写真に収めていました。 見学客 「最後にふさわしいといいますか、記念になるような今までにない一番いい画は撮れたかなと思います」 見学会は3日も行われます。 SL人吉は北九州市で保管された後、熊本県人吉市に無償譲渡され、11月ごろから人吉駅前に展示される予定です。
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