ONE初戦に挑むKANA(C) ONE Championship

　12月20日（金）タイ・ルンピニースタジアムで開催される『ONE Friday Fights 92』の女子アトム級キックボクシングでアニッサ・メクセン（アルジェリア/フランス）と対戦する、元K-1 WORLD GPフライ級王者のKANA（フリー）がONE公式インタビューに答えた。 【動画】KANAのハイキック一戦で相手が崩れ落ちる瞬間！ 　現在のコンディションと準備状況について尋ねると、KANAは「やっとアニッサと戦う上での勝ちパターンが見えてきて、練習でもそれができつつあって、準備はいい感じなのかなと思います」と語る。勝ちパターンについて具体的に尋ねると、「（ダウンを奪っての勝利が）一番明確だと思う」と述べ、「パンチや蹴りでも倒せる武器を準備しているので、それが当たれば倒せると思います」と自信を見せた。 　タイでの練習環境については、「日本と環境が違い、ずっと気温も高くて疲労が溜まりやすい状況なので、練習をやりすぎないことを意識しています」とし、「怪我に繋がると全然意味がないので、やるところとやらないところをしっかり自分でメリハリつけて、オン・オフを意識しています」と語った。 　セコンド陣については、「日本からは今まで付いてもらったセコンド陣に来てもらってタイのトレーナーも併せる形になるかなと思います」と述べ、「本当にタイのトレーナーはONEに特化しているしONEの試合を見慣れていたりルール基準もわかっているので、そういった部分でもプラスアルファになると思います」とその意義を強調した。 　対戦相手であるアニッサについて、KANAは「別に新しい印象はないのですが、アニッサの1番いい状態を想定して練習しています。アニッサは今キャリア的に追い込まれている状況なので、必死に勝ちにくると思うので、そこを踏まえて本当に1番最強のアニッサを迎え撃つと言う気持ちで対策しています」と述べた。 　KANAにとってのアニッサ戦の意味を問われると、「初めて会った時は本当に憧れの存在だったんですけど、 ここに来たらもう憧れではなく超えるべき存在。憧れを超える時が来た、そういう感じです」と述べ、「アニッサを倒し、ONE女子キックボクシングの中心的存在になりたいです」と決意を語った。 　最後にファンに向けて「日本から来た女子キックボクサーがどれだけインパクトを残せるか、本当に大事になる一戦だと思うので、しっかりみんなに覚えてもらえるような試合をしたいと思います」とメッセージを送った。