マツダは１０日、新型のスポーツ用多目的車（ＳＵＶ）「ＣＸ―８０」を発売した。全長約５メートルで３列シートを採用しており、国内の最上位車種と位置付ける。 【写真】マツダが世界初公開したＳＵＶ「ＣＸ－８０」（欧州仕様）
排気量２・５リットルのガソリンエンジンのプラグインハイブリッド車と、同３・３リットルのディーゼルエンジンのハイブリッド車、同３・３リットルのディーゼルエンジン車の３種類をそろえた。座席は２列目が左右に分かれている６人乗りと、３人掛けの７人乗りタイプがある。価格は３９４万～７１２万円台。
国内の販売目標は年１万７０００台で、同じ３列シートで２０２３年に生産を終了したＳＵＶ「ＣＸ―８」の後継車種となる。
マツダは、国内外で人気が高いＳＵＶの車種を強化している。特に高価格帯で利益率の高いＳＵＶ４車種を「ラージ商品群」と位置付けており、ＣＸ―８０の発売で４車種が出そろったことになる。
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