「まだあきらめたくない」…“輪島塗”の工房を営む夫婦 伝統守るためチャレンジ
日テレNEWS NNN
発生から47日目を迎えた能登半島地震。散乱した「漆」の片付け作業に追われていたのは“輪島塗”の工房を営む夫婦です。その姿は16日、都内にありました。“石川の伝統を守り抜きたい”とチャレンジしたこととは。 ◇ 輪島塗の工房とギャラリーを営む中門睦子さん。中門さんのギャラリーでは、今回の地震で、展示してあった作品は、すべて落下。工房では、夫で4代目・輪島塗職人の博さんが地震で散乱した漆の片付けをしていました。 「壊れたものはあまり見たくないので、直せないものは捨てちゃうしかない。つらいです」と話す中門さん。それでも周囲の言葉に励まされ、無事だった約200点の作品を、16日から都内で始まった石川県の伝統工芸品フェアに出展することに。「まだあきらめたくない」「輪島塗っていいものだと言っていただけるので、残していかないといけない」などと思いを語りました。 またスタジオでは、俳優業とともに、起業して農園を運営し経営者でもある小林涼子さんに、“文化”を途絶えさせないために必要だと思うことを聞きました。 ※詳しくは動画をご覧ください(2月16日放送『news zero』より)