INI「LOUD」、歌番組の反響でバイラル上昇? ファンを掴んで離さない“ともに進んでいく感覚”の徹底
<Viral Chart Focus> Spotifyの「Daily Viral Songs(Japan)」は、最もストリーミング再生された曲をランク付けした「Spotify Top Songs」とは異なり、純粋にファンが聴いて共感共有した音楽のデータを示す指標を元に作られたランキング。同チャートの7月3日付のTOP10は以下の通り(※1)。 【写真】バラエティ番組での活躍も目立つINI 1位:INI「LOUD」 2位:こっちのけんと「はいよろこんで」 3位:JO1「Love seeker」 4位:Worldname「qr」 5位:JxW「Last night (Guitar by Park Juwon)」 6位:Travis Japan「Sweetest Tune」7位:Johya「MARIA」 8位:今市隆二「REALLY LOVE feat. HIROMITSU KITAYAMA」 9位:櫻坂46「自業自得」 10位:山下智久「Perfect Storm(feat. TAEHYUN of TOMORROW X TOGETHER)」 今週はINI「LOUD」をピックアップする。本曲は6月23日にリリースされた彼らの最新シングル『THE FRAME』のリード曲として、6月16日に先行配信がスタートした1曲だ。7月1日付のデイリーバイラルチャートに1位で初登場すると、以降、7月5日まで首位をキープするなど、圧倒的な強さをみせている。また同曲は、7月3日公開(集計期間:2024年6月24日~6月30日)のBillboard JAPAN 総合ソング・チャートJAPAN Hot 100で自身3作目となる総合首位も獲得。CDセールス(812,184枚)、ダウンロード(28,867DL)の週間売上は、ともに自己最多を更新しての1位となった(※2)。 さらに特筆すべきは、6月17日に公開された「LOUD」のMVの再生数の伸び方である。公開から約3週間で1140万回視聴を突破。コメント数に至っては46,000を超しており、他のボーイズグループのファンからの好意的なコメントや、地上波音楽番組で披露されたINIの「LOUD」のパフォーマンスを観て、ファンになった、そのパフォーマンスに圧巻されたというコメントも目立つ。INIの実力が、音楽番組を通して急速に認知された結果が、今回のバイラルチャートやJAPAN Hot 100など複数のチャートアクションで、自身の記録を更新し、首位を獲得するという結果につながったのだと思う。