【ライブレポート】「@JAM EXPO」2日目は高城れに、≒JOYら熱演!11月解散の白キャンは渾身のステージでトリ飾る
大型アイドルフェス「@JAM EXPO 2024 supported by UP-T」が9月14~16日に神奈川・横浜アリーナで開催された。この記事では2日目の9月15日公演の模様をレポートする。 【写真132枚】アイドルフェス「@JAM EXPO 2024」2日目のライブの様子 ライブイベント「@JAM」シリーズ最大規模の企画として毎年夏に行われている「@JAM EXPO」。今年はフェス初開催から10周年というメモリアルな公演で、周年を記念した企画やアイドル同士のコラボステージ、2014年以来の実施となる「アイドル大運動会」など見どころが満載に。計8つのステージがライブやトークでにぎわった。 ■ @JAM ALLSTARS 2014が1日限りの復活 2日目はJams Collection、Appare!、いぎなり東北産、東京女子流ら人気グループがメインステージであるストロベリーステージに登場。秋元康が総合プロデュースを務めるアイドルプロジェクト「IDOL3.0 PROJECT」から昨年12月に誕生した11人組グループ・WHITE SCORPIONは、「@JAM EXPO」初出演ながらいきなりのストロベリーステージ登場となったが、堂々たるパフォーマンスで会場に強いインパクトを残した。 この日の「スペシャルコラボタイム」では、クマリデパートと真っ白なキャンパスがお互いの楽曲をカバー。11月に解散する真っ白なキャンパスの小野寺梓は、解散後もほかのアイドルに自分たちの楽曲「SHOUT」を歌い継いでほしいとMCで語った。さらに、かすみ草とステラとラフ×ラフという組み合わせのコラボレーションも実現。ラフ×ラフの“大喜利ソング”である「考える時間をください」の曲中には、かすみ草とステラのメンバーも横浜アリーナという大舞台での大喜利に挑戦した。また2日目公演のストロベリーステージでは「@JAM EXPO MEMORIAL LIVE」と題した特別企画も。鈴木真梨耶(ex. Cheeky Parade)、高橋麻里(ex. Dorothy Little Happy)、相沢梨紗(でんぱ組.inc)、新井ひとみ(東京女子流)、関根梓(ex. アップアップガールズ(仮))からなる@JAM ALLSTARS 2014が1日限りの復活を果たし、「@JAM EXPO」の10周年に華を添えた。 ■ KAWAII LAB全員集合!4組そろってステージへ アソビシステムによるアイドルプロジェクト・KAWAII LABに所属するFRUITS ZIPPER、CANDY TUNE、SWEET STEADY、CUTIE STREETは、この日4組そろって登場。この夏結成されたばかりのCUTIE STREETはピーチステージとブルーベリーステージでパフォーマンスを披露した。さらにストロベリーステージの企画「KAWAII LAB. COLLABORATION STAGE」ではKAWAII LABの4組が集結。1組ずつのパフォーマンスののち、FRUITS ZIPPERの代表曲「わたしの一番かわいいところ」では4組全員がステージに上がり、圧巻の光景を繰り広げた。 ■ 高城れに、≒JOYらメインステージに!トリは白キャン 夕方の時間帯のストロベリーステージには、ももいろクローバーZの高城れにがソロで登場。自身のソロナンバーはもちろん、佐々木彩夏の「あーりんは反抗期!」やももクロの楽曲「孤独の中で鳴るBeatっ!」も歌唱するサービス精神にあふれたパフォーマンスを展開する。「あーりんは反抗期!」のカバーでは「さーさき!」を「たーかぎ!」、「あーりんだよぉ」を「れにちゃんだよぉ」というフレーズにアレンジし、持ち前のまぶしい笑顔を弾けさせた。 指原莉乃がプロデュースする第3のグループ≒JOYは、アップテンポな青春ソング「体育館ディスコ」で勢いよくライブの口火を切ると、激しいロックナンバー「超孤独ライオン」やキュートなアイドルソング「夢見る♡アイドル」などを披露し、高い歌唱力とともに幅広い表現力を見せつける。そしてラストには10月16日にリリースする2ndシングルより、ピュアなときめきを描いたラブソングである表題曲「初恋シンデレラ」をライブ初披露。会場に駆けつけたファンを驚かせた。 その後もiLiFE!やFES☆TIVEのライブによって会場の熱気は高まるばかり。この日のトリを飾った真っ白なキャンバスはこれが最後の「@JAM EXPO」出演となったが、悔いが残らないように感情のこもった渾身の歌声を横浜アリーナに響かせる。メンバーの小野寺が涙を見せるエモーショナルな場面もありつつ、完全燃焼のステージで「@JAM EXPO」2日目のトリを見事に務めきった。