【広島】新井監督「まだまだ力ありますね」森下の91球完封を好リード&2点打の会沢を絶賛/一問一答
◆JERAセ・リーグ 広島3―0ヤクルト(25日・マツダスタジアム) 広島は、森下暢仁投手の「マダックス」(100球以下の完封)で快勝し、2位まで3ゲーム差に広げた。森下は、91球で2安打無四球無失点で9回を投げ切り、昨年7月12日の敵地・巨人戦以来、本拠では22年8月16日の中日戦以来の完封で6勝目。打線は6回2死一、二塁からヤクルトの遊撃・長岡のまさかの落球で先制点をもらい、なおも2死二、三塁から会沢が2点適時打でたたみかけた。7日のロッテ戦(マツダ)では大瀬良の無安打無得点を好リードした会沢。この日は攻守で森下を支えた。以下は新井貴浩監督の試合後の主な一問一答。 ―雨が舞うコンディション下で森下投手が好投した 「火曜日という週アタマで本当に素晴らしいピッチングだったと思います。彼に期待するものというのはたくさんありますし、今日は100%以上、応えてくれました。初回、立ち上がりから真っ直ぐがはしっていましたので、全ての球種がコントロールできていたと思います」 ―6回は敵失での先制直後に会沢選手がたたみかけた 「あの2点タイムリーは大きかったですね。追い込まれて、インサイド高めの真っ直ぐだったんですけど、根性で持っていきましたね。まだまだ力ありますね」 ―相手バッテリーは2安打していた9番・森下ではなく会沢勝負だった 「今日(森下は)猛打賞ですか、投げて良し打って良し。そういうのもあってアツ(会沢)も、より気合が入ったんではないでしょうか」 ―二塁打1本を含む3連打して無得点だった4回の攻撃について。小園選手は誘い出される形で盗塁死 「あそこも、こちらからは『際(きわ)を攻めて行け』と言っているので、全然何ともない。本当、少しのところだと思う。あれが、もう少し遅かったらいけてると思うし。またというか次、思い切っていってほしいです」 ―その後に菊池選手の二塁打の際に一走・堂林選手が赤松コーチの指示もあって三塁ストップ 「コーチャーも100%の判断というのはできないから。アカ(三塁担当の赤松外野守備走塁コーチ)はいつもいい準備をしてくれている。またいい準備をして次の試合に臨んでほしいと思います」 ―6回は4番・小園選手が犠打で好機を広げた 「あそこは1点ほしいところ。出たら送ってもらうと決めていたので。しっかり、こっちが出しているサインに応えてくれていると思います」 ―22日の中日戦で左太もも裏を痛めた末包選手がベンチ入りしたが、欠場 「本人は『行きたい』ということだったんだけど、こちら側が止めました。まだ先は長いので」 ―矢野選手が久々ベンチスタート 「相手のピッチャーのタイプにもよるし、そこはこっちで判断して今日は後から(の出場)という風にしました」
報知新聞社