医師や法曹の道など…名古屋大学で卒業式 学部生と大学院生約4100人が門出 “勇気ある知識人”の進路は
名古屋大学の学生たちが25日、卒業の日を迎えました。大学が掲げた「勇気ある知識人」として迎える、春からの進路を聞きました。 【動画で見る】医師や法曹の道など…名古屋大学で卒業式 学部生と大学院生約4100人が門出 “勇気ある知識人”の進路は 門出を迎えたのは、学部生と大学院生ら計約4100人です。豊田講堂で行われた卒業式で、代表の学生が「学位記」を受け取りました。 名古屋大学の杉山直総長: 「人間らしく失敗を繰り返しながら、『勇気ある知識人』として活躍することを大いに期待しています」 キャンパスライフの大半をコロナに翻弄されながらも、学業に励んだ学生たち。努力の末に掴んだ春からの進路を聞きました。 大学院卒で司法修習生へ: 「去年、司法試験に合格して、これから司法修習に行くんですけど。頑張って勉強していきたいと思います」 情報学部卒でマスコミへ: 「メディア系。勉強していくうえで楽しいなと思ったりだとか、社会において意味のある仕事だなと思ったので」 情報学部卒で大学院進学: 「言語処理系のことをやっているんですけど。海外の学会とか目指せればなと」 就職、進学、挑戦、卒業後の新たな道はそれぞれです。我が子の晴れ姿を一目見ようと家族も来ていました。 父親: 「あっという間に卒業になりました。こんなに大きくなって」 工学部卒: 「両親の期待に沿えるように、頑張らせていただきます」 医学部卒: 「医学部を卒業しました」 母親: 「袴姿を見たいと思ったので、大阪から来ました」 父親: 「お医者さんになるので、人のため世のために役立つ人になってほしいなと思っています」 医学部卒: 「昔からの夢だった医師になれたのは父のおかげなので、すごく感謝していますし、これからもその期待に報いられるように頑張りたいと思っています」 一際目を引く、金髪とラフな服の2人組がいました。2人とも博士課程へと進み、生物学の研究で切磋琢磨していくということです。 大学院卒: 「春なので明るくいこうと思って。楽しかったです。人並みの学生生活ですけど、楽しく遊べて本当によかった。僕は天体研究会で星を見に行ったりしていて。電子顕微鏡を作っているんですけれども、3年間のうちにトップジャーナルと言われるネイチャーやサイエンスに論文を何本か出せればなと思っています」 大学院卒: 「僕は作曲で。発表したのは20曲ぐらい」 それぞれが新生活の春を迎えます。