サッカー中国代表、新たに3人の帰化選手でアジア最終予選突破を狙う?「代表チームに待望の帰化選手の朗報」「前向きな兆し」
サッカー中国代表は、新たに3人の帰化選手を迎えることによって、アジア最終予選の突破を狙っているようだ。中国メディア『SOHU』は、中国サッカー協会が迎える可能性の高い帰化選手とそれによって起こりうる、中国代表チームへの影響について報じている。 【順位表・組み合わせ】W杯アジア最終予選(3次予選) 中国代表は、アジア最終予選の開幕戦である日本代表との試合を0-7の大敗。続くサウジアラビアとの代表は1-2で敗北、さらにオーストラリア代表との試合も1-3で敗れており、第4節のインドネシア代表との試合を2-1で勝利することでようやく勝点を手にしていた。しかし得失点差で最下位に沈んでおり、今後の試合に向けてチームの立て直しが求められている。そんな中、記事では、「代表チームに待望の帰化選手の朗報がもたらされた」と題して、中国代表が新たな帰化選手を迎えることで、戦力アップを図る可能性があることを伝えていた。 まず名前があがっていたのが、中国リーグ・長春亜泰に所属するMFセルジーニョだ。同選手は、過去に鹿島アントラーズにも所属しており、今季は22試合に出場して8ゴール8アシストの記録を残している。 次に帰化選手の候補として言及されていたのが、19年に中国へ帰化した現在26歳のホウ・ヨンヨンだ。同選手は現在ノルウェーのランハイムでプレーしており、今季は26試合16ゴールと優れた成績を残していた。また、過去に帰化の噂のあった中国スーパーリーグ・成都栄成に所属するMFティム・チョウは、インドネシア代表との試合で勝利した中国代表を祝うコメントを自身のSNSに残していた。同メディアは、「この文は何を意味するだろうか。明らかに帰化への公然たる誘いだ。もし彼ら(中国サッカー協会)がこの問題を内密に話し合っていなかったなら、あるいはこの問題がまったく話し合われていなかったら、これほど率直なコメントをしなかっただろう。代表チームへの加入は前向きな兆しを示している」という理由から、今後帰化に向けて動く可能性があると指摘している。 そして、「ホウ・ヨンヨンとセルジーニョは、パス、シュート、守備、繋ぎに優れたMFである」と言葉を続け、「元々いる3人の帰化選手たちと合わせて、合計6人の選手たちがいれば代表チームが危機に対処するには十分だろう」と、新しい帰化選手を迎えることができれば、中国代表のアジア最終予選突破に向けて大きな強化になると伝えていた。
フットボールチャンネル編集部