海人が元GLORY王者に判定勝ちも反省。「でも次はベスタティだけかなと思っています」と再戦をアピール【SB】
シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2024 act.5」(10月13日、東京・後楽園ホール)のメインイベントでSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)が「Road to ベスタティ」に向けての重要な一戦で判定勝ちを収めた。 海人は初代GLORYライト級王者のダビッド・キリア(ジョージア)と対戦。キリアは2014年にアンディ・リスティを破り、GLORYライト級(-70kg)王座を獲得。2015年からは中国の「Kunlun Fight」に参戦し、2019年には「Kunlun Fight-70kg World Maxトーナメント」に優勝。2021年からは「ONE Championship」に参戦し、その初戦でジョルジョ・ペトロシアンと対戦するなどトップ戦線で活躍した。 海人は昨年8月にGLORYライト級王者のテイジャニ・ベスタティに挑戦するも無念の判定負け。以降、打倒ベスタティを目指し、海外の強豪との試合が続く。現在、アルマン・ハンバリアン、ドラゴミール・ペトロフといったGLORYのトップ戦線で活躍する選手を相手に連続KO勝ちを収めている。
1R、海人がいきなり右カーフ。キリアが踏み込んで右ストレート。ガードの海人。海人の右にワンツーのキリア。圧をかけてコーナーに詰めるキリア。海人は左ジャブ。キリアはワンツー。海人は左ジャブからヒザを顔面に。効かされたキリア。なおもヒザの海人。しのいだキリア。海人は右カーフ、ワンツー。キリアは剛腕の右フックも海人はガード。キリアの左フックに海人はカウンターの左ボディー。キリアの顔面前蹴りで吹っ飛ばされるが、向き直った海人は“来い来い”というジェスチャー。そして右カーフを連打。なおもワンツーで下がらせる海人。 オープンスコアはジャッジ3者とも10-9で海人。
2R、圧をかけるキリア。海人は左ジャブを突く。圧をかけるキリア。海人は首相撲からヒザをボディーに打ち込む。キリアはロープに詰めて強烈なパンチを連打も海人はガード。押し返した海人が首相撲からヒザ。そしてワンツー。海人は左ジャブ、右カーフ、ヒザと攻め込む。キリアは左フックを振るが当たらない。海人は前に出るキリアに右カーフ、右ハイ。キリアは圧をかけてパンチも距離が詰まり単発に。海人は前蹴り、左ミドル。キリアは左ボディーもすぐに組み付く。前に出るキリアに海人がカウンターでヒザをボディーに。 オープンスコアは2人が海人に10-9、10-9、1人が10-10。