岸田首相が陳謝 「政治とカネ」の問題めぐり
岸田首相は衆議院予算委員会の冒頭、自民党の派閥の政治資金事件をめぐり「心よりおわび申し上げます」と陳謝しました。 その上で去年12月の臨時国会閉会後に閣僚、副大臣、政務官が辞任したことについて「任命責任者として責任を重く受け止めている」と述べました。 岸田首相は、また「信頼を取り戻すために政治は国民のものという立党の原点に戻り自民党は変わらなくてはいけない」と強調しました。 さらに「政治資金の透明性やコンプライアンスの徹底など運用面の改革を先行し、制度面は政治資金規正法の改正など必要な法整備を進めていく」と述べました。