ホンダが新型「NC750X」をEICMA2024で発表! ヘッドライトを変更して最新のスタイリングにアップデート
ヘッドライトや足まわりを変更、バイオマスプラスチックを外装に採用
2024年11月5日、ホンダはEICMA2024(ミラノショー)で新型「NC750X」を発表した。 【写真はこちら】新型「NC750X」の全体・各部・走行シーン、カラーは4色 前身の「NC700X」から進化し2016年にデビューした「NC750X」。水冷2気筒の745ccエンジンを搭載し、DCTモデルもラインナップ。通常の燃料タンク部分をラゲッジスペースとしているのが大きな特徴だ。NC700時代から販売価格や燃費性能といった経済性の高さも魅力となっている。 EICMA2024で新たに発表された2025年モデルは、各部のアップデートが図られた。 LEDヘッドライトは新設計のものを採用。それに伴ってフェイスデザインが大きく変更された。メーターは新たに5インチのTFTディスプレイを搭載。スマートフォンとの接続機能「Honda RoadSync」を備えている。メーターの操作は、近年採用が相次いでいる4wayセレクトスイッチで行なう。 ホイールも新たなものとなった。ホイール径は前後とも17インチでタイヤサイズも従来通り。フロントブレーキはダブルディスク化され、制動時のコントロール性能を高めている。 エンジンは欧州の新排ガス規制ユーロ5+に対応。最高出力43.1kW・最大トルク69Nmという数値は、従来モデルからキープ。DCT仕様車は、DCTの制御をアップデートし、発進と極低速域でのコントロール性を向上させている。 ボディカラーは「アースアイビーアッシュグリーン」「アースブラック」「マットパールグレアホワイト」「ファイティングレッド 」の4色が発表された。 このうちアースアイビーアッシュグリーンとアースブラックには、外装にバイオマスプラスチックの「デュラビオ」が採用されている。これは2024年モデルのCRF1100Lアフリカツインシリーズのスクリーンにも採用された素材。外装で使用されるのはホンダの二輪車としては初となる。 なおホンダは同日、国内市場にも当モデルを導入する予定であることを発表している。
webオートバイ編集部