<日本一を目指して・仙台育英>市長「優勝旗持ち帰って」 選手らセンバツ出場報告 /宮城
第92回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する仙台育英硬式野球部の選手らが13日、仙台市役所を訪問し、郡和子市長にセンバツ出場の報告と日本一への意気込みを語った。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 訪問には須江航監督や大林茂副校長、選手18人らが出席。須江監督は同校陸上競技部が全国高校駅伝競走大会で男女優勝したことに触れて「野球部もそれに続けという思いで臨みたい」と話した。また、1人の投手が1週間に投げられる球数を500球以内とする球数制限が今大会から導入されることについて、「新しい変化にどう順応するかが問われる」と語った。 郡市長は「昨年の夏はベスト8止まりで悔しい思いをしたと思う。優勝旗を持ち帰って、仙台と東北に元気を与えてほしい」とエールを送り、選手一人一人と握手を交わした。 チームの2年生と一部の1年生は11日まで、静岡県沼津市でレギュラー選考を兼ねた紅白戦を行った。田中祥都主将は「センバツに向けた思いが形になり、練習の質や態度がより良くなった」と合宿を振り返った。【滝沢一誠】