「認知症を知るきっかけに」 関係者らがタスキをつないで市内を走る 三重・津市
認知症の人やその家族ら約100人がタスキつなぐ=津市(三重テレビ放送)
地域全体で認知症への理解を広げていこうと、ランナーでタスキをつなぐイベントが11月30日、三重県津市内で開かれました。 「RUN伴」と呼ばれるこのイベントは、2011年に北海道から全国へ広まり、認知症の人と接点がない地域住民にも理解を深めてもらおうと、街でタスキをつないでいくものです。 津市での開催は5年ぶりで、この日は認知症の人やその家族、医療・福祉関係者ら約100人がタスキをつなぎました。 参加したランナーたちは仲間との会話を弾ませながら、ゴール地点のお城西公園を目指してそれぞれのペースで歩いたり、走ったりして楽しんでいました。 佐藤博美代表は「認知症があまり身近でない人もいる。認知症を知るきっかけになれば」と話していました。